はろーエブりわん!本日もSweet Englishへようこそ☆
とある用事で名古屋に行ってまいりました。新幹線での移動で利用した駅のお手洗い、どこもとってもキレイ&高機能でした。これがドイツだったら数百円かかります。アメリカだと個室の扉は膝から下が見えるし、フィリピンは紙が流せないところが多い・・・日本って、本当の本当にすばらしい!
と、なにげに海外に何回も行ってますアピールみたいにみえるかもですが私には長期の留学経験がありません。海外に出たのも旅行(とフルマラソン)で、人生でトータル10回くらいでしょうかね。英語は瞬間英作文と音読メインの、言わば「丸暗記」で身につけました。
「英語ができるとええなー」と言われます。確かに英語力を育てておいたから、なんとか外資系でも生き延びてこられました。でもその内心はいつもヒヤヒヤ、翻訳は時間稼ぎができるけど、話すほうはとにかく神経をすり減らしてます。
前回の記事に続き今回もTOEIC930点ホルダーの、切ないこころの中をのぞいていって下さい♪
◆関連記事:TOEIC高得点の人しか知らない世界①
TOEIC930点って、こんなもんです
TOEICが900点を超えると「英語ができる人」と見てもらえますが、実際は本当にこんなもんなんです。英語ができる人、じゃなくて「英語の勉強ができる人」という理解が正しいですね。。
ずっとリスニングテストされてるような気になる
<心中穏やかじゃない度数 ★★(5点満点)>
英語が聞こえてくると、常に身構えます。それが自分に関係することならなおさらです。社内の英語の会議なんてもうリスニングのテストモードです。しかも、けっこう分かってません(うんうんって首を縦に振っているのに!)
オンライン会議では通訳さんが入ってくださることも多いので、ずっと英語を処理し続けているのがしんどくなるとZoomをすかさず日本語チャネルにチェンジ!です。笑
短期間で英語ができるようになった人のYouTubeを見て落ち込む
<心中穏やかじゃない度数 ★★★>
あああ。。。これは切実です。私より遥かに若いYouTuberさんが英語をこんなふうに身に付けたよ、という動画をたくさん見てきました。私より遥かに短期間で、私よりとっても自然で・・・
「人と比べてはいけない」って言いますよね。ほんとソレです。
インド人との会議で呆れられる
<心中穏やかじゃない度数 ★★★★★>
ある日、仕事で英語の会議をしていた時のことです。参加者は日本人が私を含め2名とのインド人3名。通訳の方の入室が30分遅れ、仕方ないので英語だけで話を進めました。
会議室を確保できずオープンスペースにいたため周囲は雑音でうるさいし、オンライン参加者の声も大きくできないし、そして、インド英語です(汗)。
主役のインド人の方が一通り話し終わった後、”Kyoko, what do you think?”と訊かれました。その時私、何にも言えなかったんですよ。とにかく周りがうるさくて聞こえていませんでした、とは言えない偉い人だったのですよね。
沈黙・・・気まずい雰囲気が流れます。
そして、それ以降の会議で私は、英語をほとんどわかっていない人として扱われました。インド人の方は、その後遅れて入ってきた通訳さんへ「全部きれいに訳すように」と指示されていました。ちーん。
がんばって通訳したのに、ほめてもらえなくてへこむ
<心中穏やかじゃない度数 ★★★★>
頻度は高くないですが1ヶ月に1回くらいかな、通訳をすることがありました。しかも突然の依頼だったりします。その勤務先にはプロの社内通訳さんがおられたのですが、通訳依頼が直前すぎたりまあいろんな事情で手配できなかったからお願い!というわけです。
数分の通訳でも、結構神経を使うのでヘトヘトになります。それでも、なんとか意思疎通を取れた達成感はひとしおです。なのに・・・肝心の通訳を依頼して下さった方にはその大変さが分からないようです。終わってから「あ、ありがとー」だけ、ということはザラでした。
この他にも自分が英語の会議で英語を話すこと、日本語の資料と英語版も短時間で作ることなどなど、英語ができないとこの局面って乗り越えられなかったですよね?と言いたくなる場面は数知れず。
あ、でも英語で助けてもらったお礼にとご飯をごちそうになることもたくさんあったので、まあ良しとしよう笑。
翻訳、本気で大変。なのにわかってもらえなくてモヤッとする
<心中穏やかじゃない度数 ★★★>
上とほとんど同じ話ですが、翻訳って一瞬でできると思っている人がめちゃ多いです。あと、最近はDeepLを使えば英訳はできると思っている人も多くなりました・・・。
DeepLで出てくる英訳って、「なんとか通じる」レベルですからね。しかも、日本語が整っている時に限ります。もう一回言うけど、元の日本語が整っている場合に限り、なんとか通じるレベルになることが「多い」くらいですからね。とんでもない訳のこともいっぱいあります。
IR資料の翻訳業務をしていたことがあるのですが、これはもう本当に大変です。お客様から1文字数十円というお金をいただいて、ネイティブを含む複数名で同じ文章を何重にもチェックしながら英訳していきます。
なぜなら英訳の精度で投資判断に影響が出ることもあるためですが、まあそこまでのものが求められていない場面でも、翻訳をするということは実に複雑で脳みそをいじめ抜く作業。コピー機のボタンを押したら印刷できる、みたいに簡単なものでは決してないのです!!(声大きめ)
友達にランチに誘われると恐怖
<心中穏やかじゃない度数 ★★★★>
お仕事の日のランチくらい、のんびりリラックスしたいもの。なのに日本語を話さない人を誘ってのランチになると、やっぱり英語を話さないといけません(だから誘われてるんだけどね)。
仕事と違ってカジュアルな会話が多いし、細部までリスニングできてなくとも笑ってごまかしてるのですが、周囲がガヤガヤしてるお店に入ってしまうともう大変。「わかったフリ率」がぐーんと上がります。
さらには、ランチに同行したのが帰国子女さんだったり自分より英語ができる日本人の場合、その人と自分を比べて落ち込む、という二重苦にも陥ります。だからもう、人と自分を比べちゃダメなんだってば!
街行く子どもの英語がうますぎてへこむ
<心中穏やかじゃない度数 ★★★★>
私は住んでいるところが東京なので、よく街を歩いている外国人に出会います。今はインバウンドの人も本当に増えましたしね。それで、その子どもたちの英語が上手いのなんの。いつも耳をそばだてちゃうけど、3歳くらいの子どもの英語が本当にうまい。滑らかだし、よく喋るんですよね。
私の英語はいつになったらあのレベルに到達するんだろう・・・と、どこの子とも知らないお子様をうらやむのでした。
すんごいお給料の仕事を断った・・・英語が怖くて
<心中穏やかじゃない度数 ★★★★★>
ここまで書いたように、私にとって英語を使うことは「頑張らないといけないこと」。つまりすごいストレスがかかっています。こうして英語を理由に、非常に良い条件のお仕事のオファーを断ったことがありました。
お給料はこれまでの1.5倍になる、内容も非常に面白い。そして専門性が活かせるし、大きな成果も出せそうだったんです。上司はイギリス人、韓国や中国の担当者とも連携をとりながら進めていくその仕事、迷ったけどお断りしました。
表向きは色々な理由を言っていたけれど、本音を言うと英語で仕事をすることがしんどいと思ったからです。気づけば数十年英語を勉強してきて、こんなブログを書くほど英語教育に情熱もあって、なのに私は何をしているんだろう・・・。ああ、ほんと自己嫌悪です
次の記事でイマージョンフレンズを募ります
「ストレスのかからない状況で学ぶこと」が重要であると、イマージョンラーニング提唱者のスティーブン・クラッシェン博士がおっしゃっています。英語に限らず、ストレスフリーでいることは学ぶときの基本となるようです。
これまで私にとって英語は、巨大なストレスの素でした。今回書き出してみて、それが本当によくわかりました。
「やらなきゃいけない、でもできない。」皆さんの英語学習にも、こうした状況がありませんか?まるでブレーキとアクセルを同時にベッタリ踏んでるこの状況を、私はイマージョンラーニングで脱したいと思っています。
そして、イマージョンラーニングで今の英語力をブーストしたいというお仲間を次の記事で募りますね。
All right, that’s all for today. See you all soon! 本日もお読みいただき、ありがとうございました
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