TOEICを2年ぶりに新宿の大会場で受けてきて思ったこと

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Hello everyone! 本日もSweet English へようこそー

昨日、TOEICを受験してきました。前回が2023年1月だもんね。実に2年ぶりです。

説明とか本人確認とか、待ち時間が長いのを改善してほしいなぁ・・・。

目次

お腹を満たして試験を受けるべし:補給作戦

今回は西新宿駅から徒歩5分ほどの大きくて立派な会場で、午前の回で受験しました。私は朝の方が頭がスッキリしている&早起きはできる人なので、これまでも午前に受験してきたのです。

家を早めに出て、会場近くの丸の内線西新宿駅に9時前に到着しました。受付開始は9:25からと少し時間があるので、近くのカフェで30分ほど過ごします。医科大の施設の一部でキレイなコンビニがありまして、そこのイートインコーナーでコーヒーをお安くいただきました。

ここで、超重要なことがあるのです、それは!!

飢え対策。

試験会場に入ってしまうと、むしゃむしゃおにぎり🍙。というわけにはいきにくいのですよね。いや、食べてる人もいるかもですが、あんま見たことないもの。

仮に午前受験で、試験が終わる12時半にお腹が鳴っていない状態を作るとしましょうか。朝9時前に家を出るとして、4時間くらいで消化が終わるということは、家を出る直前に割とボリューミーな朝ごはんを食べるということです。って、そんなん無理やもん。

ということで、私の場合は試験会場の近くに着いてから、カフェで何かしらのものを食べるようにしています。

・・・とか書いといてアレなんですが、昨日はこの補給作戦に失敗💦 カフェでのおやつに選んだブルボンのプチシリーズのランドグシャ半分ほどではエネルギーが足りなかったようで、試験級にキュルルルるるるる・・・。

終始前かがみで2時間を乗り切ったのでした 笑。

いや、笑いごとじゃない!集中力が切れちゃうんだもん。困ったものです。それに私、お腹空くと胃が鳴るタイプなんですよね、はげしく。これ抑える方法ないもんだろうかほんとに。

あと、これ、私だけじゃないのです。もうほんと、試験中は多分みんなお腹鳴ってるよ?私の隣のおにーさんも試験始まって割とすぐに、ぐぐ・・・キュルルルって鳴ってたもの。それ聞いて安心してしまいました笑。

試験前にカフェ寄ってる時間なんてないとか、そもそもカフェがない場合はさっと食べられるおやつを用意しておくとか、糖分の含まれたドリンクを持ち込むとか会場の自販機で買うと良いかもですね。

血糖値が急激に上がるのでゴクゴクするのが体に良いとは思いませんが、それでもお腹鳴って30点くらい失点するよりよほど良いのではと思ったりします。

リーディングのつらさに身悶える練習を。

みんなどんな参考書で勉強してるんだろ?と周囲を見渡していたのですが、やっぱり金フレが強かった・・・TOEIC参考書ランキングでも常に上位ですもんね。持ち運びにも便利だし。私も2回も買った覚えがございます。そして実際にこれ、素晴らしい参考書ですからね。納得です。

でも一番目についたのは、「何もしていない人」。もう直前なので無の境地。あるいは、やる気はそれほどないという人たち。色々な理由があると思いますが、これから2時間も英語漬けになるのに開始前から英語見たくないわ、ということなのかも。

実際、2時間の試験はほんとにきついです。こんなに普段からたくさん英語を聞いて、集中して問題を解いてっていうことがないですもんね、受験生でもない限り。

この2時間に耐えるには、自宅で2時間を測って模試を解く=一人で辛さに身もだえる練習を、事前に2回はやっておきたいですね。高い脳みその負荷にぐったりする経験。めくってもめくっても問題が現れるリーディング問題のぐったり感。そんなものを味わっておくといいと思います。

試験本番はアドレナリンが出ていつもより踏ん張れるんですけどね、やっぱり慣れで耐性をつけておくのは大事です、はい。

直前でも、誰でもできる二つの対策

あとは、1000人は入りそうな巨大な会場の一番後ろで、人が真後ろを移動するのが気になって仕方ないという座席位置だったのですが、そんな中でも今回は過去イチ「できた感」がありました!!

「あ、これが正解」って確信を持って答えられた問題が多かったように思います。

直前で、誰にでもできるおすすめの対策を2つ書いておきますね:

補給作戦を慎重に

直前でもできる対策の一つ目がこれ。あなたのお腹が鳴っていようといまいとリスニング問題はどんどん進んでいくし、会場が静かになった後のリーディング問題だって、時間との戦いです。

そんな中で、お腹が鳴って集中できない〜というのはツラすぎます。

糖分のある飲み物を持っていく、パクッと食べやすいおやつやおにぎりなどを持っていく、直前にカフェなどで補給する。まあ食べすぎるとぼーっとするので、松屋の朝定食とかはちょっと女子には食べ過ぎかもしれませんが、とにかくお腹すいて集中できない!の状態を避けましょう

Partごとの出題数を把握しておく

これは、「リーディング問題をめくってもめくっても終わらないグッタリ感」に効きます 笑。

みんなが悩むPart 7は、こう覚えておきましょう:つまり、トータル15問です!

1つの文を読む問題:10題

2つ以上の文を読む問題:5題

リーディングのPart 5, 6は一気に駆け抜ける感じなのと体力が余っている(はず)なのでまだいいのですが、Part 7ですよね、大変なのって。ここの心理的負担を減らすために、今どこまで進んだかを把握しておくととっても気が楽です。

私はフルマラソンを走るのですが、ちょうどランナーが今何キロ地点かを把握するようなものですかね。じゃないと42キロもの長丁場、走り切れないものです。

ちなみに、Partごとの問題数は以下の通りです:

Part 1: 写真描写問題 6問
Part 2: 応答問題 25問
Part 3: 会話問題 39問
Part 4: 説明文問題 30問
Part 5: 短文穴埋め問題 30問
Part 6: 長文穴埋め問題 16問(4つの文章)
Part 7: 1つの文書:29問 + 複数の文書:25問(1つの文章を読む問題 10題+2つ以上の文を読む問題 5題)

これが一番効いた:1冊を完璧のカンペキにする+模試を解いた

今回のTOEICは過去イチ「できた感」があったと上に書きましたが、その理由は1冊の「濃ゆいインプット」を繰り返すことと、練習問題を解いたことです。勉強時間はたいした事ないけど、特にTOEICに関する濃ゆいインプットは過去にやってこなかったことなので、間違いないです。

「濃ゆいインプット」とは、自分に合った一冊を徹底して繰り返し、その本の英文を聞いただけで何も考えなくとも体が反応するくらい毎日繰り返すことです。

「ALL IN ONE TOEICテスト音速チャージ」 を使い込んでみたという記事に書いた通り、私はこの1冊を使い込みました。カバーも取っちゃって、結構くたびれかけてます。

ただ読むとか眺めるだけではなくて、本気で体にインプットするぞーという気合いを持ちつつ(いや、日によってダラダラしてましたがw)、いくつかの小さなアウトプットもしていました。具体的にはこちらの記事の後半に書いていますので、ご参考まで。

そして、深いインプットと同時か少し後で別の英文にも触れることによって、そのコアの一冊のインプットをより深めることができます。TOEIC模試を解いたり、別の問題集を解いたり、ということですね。

そうすると、何が起きたか。

TOEIC中に、書いてある英文がイメージで見えるようになりました

これ、我ながらスゴイ!と思って。

だってこれまでは、リーディングってただの文字の羅列だったんです。リスニングだって、頭の中で一生懸命訳して、「日本語訳の音」が頭の中にありました。イメージではなく、自分の頭の中の声だけです。むしろそういう人が大半なのではないかしら。。

それが、今回は人が話しているシーン、その話者がいる会社のイメージなどがふわーっと見えて、英文の理解がむっちゃくちゃ楽になりました。

映像は文字より何百倍も情報を保持できますよね。文字で色々書いてあるより、絵や図、動画を見た方がよほど分かりやすいというのはそういうことです。しかも一瞬で理解できますしね。

コアな一冊の深いインプットと、それを強化したり引き出すための大量の英文に触れること=イマージョンラーニングのこの両軸で、今回のTOEICに臨めたことに満足感を覚えた日曜日となりました。

(ここまで書いておいて、点数伸びてなかったらどうしよーという思いもあることだけ、記しておきます 笑。)

TOEICは、英語の勉強方法の中心ではありませぬ。

最後の最後にひっくり返すんかいという感じですが、TOEICは、最終的なゴールでもなければ、学習方法の中心にするものでも無いと思っています。「実力を測る物差し」にすぎないんだもの。あくまで健康診断です。

ただ、試験対策を通じて英語力は向上しますし、結構なお金を払って休みの日になかなかタフな試験を受けに行こうということがもう、尊い。昨日はあの会場におられた皆さんに、最後尾の席から大拍手を送っておりました。

ただ日本ってこれだけみんな器用で勤勉で頭も良いのに、「文法問題は解けるのに、話せない人」が誕生しまくっているこの現実を、もうそろそろ変えていきたい。

そしてそれは、日本のこれまでの英語教育を活かしながら、実現がそんなに難しいものではないようにも感じています。

あー早くそういう未来を作りたい。私の挑戦は続くのでした。

TOEIC is just a checkpoint, not the destination. 本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました!

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