楽天に勤めている友人がいます。前に勤めていた会社の同僚で、久しぶりに再会したら必然的に英語トークになりました。現在入社から半年ほどで、あと1年ほどのうちに800点を超えないとお給与が10%もダウンしてしまうとのこと。
10%は大きい!これは超・重要マターだわと、TOEICの点数アップに二人でチャレンジすることになりました。
まずは銀のフレーズで英語学習を習慣にする
最初に使う教材はこちら、「出る単特急 銀のフレーズ」です。金じゃなくて、銀の方ですね。

なぜこれを選んだかというと、すでにその方が持っていたからです。金のフレーズというテッパン参考書もありますが、よりベーシックな内容になっています。
そして金のフレーズ、銀のフレーズのどちらとも、TEX加藤先生が書かれていますね。
加藤先生を抜きにしてTOEIC対策は語れない、というほど先生のTOEIC対策本は定番中の定番、常にランキングの上位に入っています。
それでいて、今も神田外国語学院の講師をされているということですから、本当にすごいサラリーマン先生です。いや、サラリーマンなのか?外語学院が副業なのかもしれません。

Amazonで、TEX加藤氏の著書はなんっと、33冊! Amazonへのリンク:https://00m.in/lXinZ
その楽天の彼と同じ参考書を私もインプットしたいので、早速新宿の紀伊國屋書店で銀のフレーズを買ってきました。

それにしてもまぁすんごい英語書籍の量。これ、みんな選び方わかるのかしら??今はネットがあるからそれほど迷わないのかな。
もし自分が何をやれば良いかわからないという場合、こうした人気書籍の情報を参考にされる方は多いと思います。それ自体は良いことだと思いますが、
① 調べすぎて、結局動き出せない
② 調べすぎて、他の教材に目移りしてしまう
③ 人気の参考書だけど、なんとなく自分には合わなかった
④ 人気の参考書だけど、重くて持ち運ばなくなってしまった
⑤ 自分にはアプリの方が合っていたので、買い直した
こうなると、ほんっとうにもったいないです。
ひとまず、なんでも良いから動き出す。15分でいいから英語を毎日やる時間を確保する。もう、手元にある教材で始めちゃいましょう。
そして、自分に合う参考書を調べて買うというのであればぜひ一度、書店で手に取ってみることをおすすめします!
というのも、④の参考書の持ち運びやすさ、というのは見落としがちです。でも、どれだけ頻繁に参考書に触れるかが、参考書の質以上に重要なのです。ですので、ぜひ本屋さんに行ってみてくださいね。
それでいうと、金フレ、銀フレとも持ち運びやすいし、混雑した電車でも広げられますね。
アプリも人によって合うのでしょうが、私はなぜか紙が好きで自分に合っているのです。Kindleも試したのですが、本そのものが目につかないとほんっとうに勉強しないということが分かりました・・・なので、一周まわってこうした軽い参考書ユーザーに落ち着いています。
Haru English さんのこの勉強法にトライ!
TOEICのスコアを上げる動画も鬼いっぱいあって、とても調べきれませんでした・・・。これは勉強法の迷子さんを量産しまくるわけですね。。
サラッと調べた中でもこれは、と思った動画を一つ載せておきます。Haru Englishさんの4分ほどの動画です。
いいなと思ったところは、英語に触れる頻度です。
社会人と同じかそれ以上の忙しさでおられますが、隙間時間をうまーく活用されています。1日に何度も英語に触れる、というのもすっごくいいですね。
この中でもやっぱり、教材をできるだけ持ち歩くようにしていたっておっしゃってますもんね。チラッとでも目にする、復習する、こういう地味な積み重ねが、後で効いてくるのですよ。
逆に言うと、それくらい英語に触れてもアレルギーが出ないとか、一人で進めていける勉強の土台、みたいなものがないと厳しいかも。
それから、英語に学生時代のトラウマがあったり、実は仕事でそんなに必要ではないとか、頑張れる理由がないとかいう場合も、こんなに日々何度も英語に触れるのはつらいはず。
そういう場合は、もう3ヶ月だけと決めて期限を切ってしまうのも一つの解決策になると思います。
英語がどうも苦手という方が、それでもなんとか自分を行動させるためのヒントとしては、他にもこんなものがありますよ:
・インスタやYouTubeで、興味のある海外アカウントをフォローする
・英語でアニメを見てみる
・それらを日本語で解説している動画を見てみる
・音楽好きさんは洋楽を聴いてみる
・1日3分の動画視聴、などごくごく小さな目標から始める
・仲間を見つけるのはすごく効果的。おすすめは、「みんチャレ」の活用
・遠すぎる目標だと、脳みそが動かない。長くとも3ヶ月後までの目標を立てる
・先にテストを申し込んでしまう
・そして何か一つでもできたら、ごほうびタイム!(楽しさは大事)
楽天の学習環境・・・いいなぁ。
というわけで、TOEIC高得点への旅が始まったのでした。また経過を時々書いていきますね。
TOEICは目指すものではないので、本来はこういう勉強法だと不自然な英語が身についたり、話せるようにはなりません。でも、英語に触れていることに間違いはないし、何もしないよりよほどいい、そう思います。
もしTOEIC対策をしながら話す能力も身につけたいというのであれば、音読や瞬間英作文を大量にやることがおすすめです。
1冊だけ教材を紹介してと言われたら、「英語のハノン」の初級編が良いのではと思います(が、これも書店で手に取ってくださいね。お勉強ムードはかなり強いので、面白そうって思えないと厳しいかもしれません)。
ちなみにですが、楽天では社内の英語教育でe-Learning教材があったり、毎月のように受けるチャンスがあり、受験料は1000円くらいで、かつ受験の時間も本来の半分の1時間で済むそうです。
うらやましすぎますね、私なら毎月受けるなー。
まとめ:まずは動き出す。そして、動き続ける
TOEIC500点前後から800点を目指すことになったら、まずは手元にある教材で1日15分、英語に触れる時間を作ってみてください。15分であれば、毎日でも時間を作れるでしょうか。
逆に大きすぎる目標は、ザセツしちゃう元です。毎日1日2時間やるぞ!という気合も、続かなかったとき自己嫌悪になったりします。よほど追い込まれた環境でない限り、小さく始めて徐々に時間を伸ばすことをおすすめします。
そして慣れてきたら、銀フレや金フレといった定番教材を手に取ってみてください。書店でパラパラ見てみられることをお勧めします!持ち運ばなくなると、途端に意識から消えて結局何もしなくなってしまうんですよね(経験者は語る)。
勉強できた自分、しようとしている自分を褒めてあげながら、楽しく学びを進めていってくださいね。楽しいは正義!
All right, that’s all for today! ということで、また次の記事でお会いしましょうー