中学までに習う単語はこうして復習する

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大人になってから英語をやり直す場合、まずは中学までに習う単語の復習をしようという方は多くおられると思います。実際に、中学までに習う内容がしっかり身についていれば基本の英会話には困らない、とも言われます。それほど中学までの学習内容は英語の基本として、しっかり押さえておきたい内容です。

この記事では、特に英語初級者から中級者の方に向け、中学までに習った単語を一覧で示し、あわせて単語学習に関する疑問を解消します

目次

従来は中学まで1,200単語、20年度以降は大幅増加

まず中学までに習う英単語の数ですが、従来は約1,200語でした。これは学習指導要領で文部科学省で目標とする単語数です。同じ時期に高校で習う単語数は1,800語だったので、中高6年間で 3,000語になりますね。

その後学習指導要領が新しくなり、目標の単語数が激増。2020年4月に小学校でも英語が必修化され、小学校のうちに600 – 700語、中学校1,600 – 1,800語、高校1,800語 – 2,500語となっています。

つまり中学生までに習う単語数は以前の1,200から現在は2,500ほどに倍増したということになります。小学校の英語必修化の影響も少なくないですね。

小学校~高校で習う単語数

中1で習う英単語のうち、特に復習したい35語

中1で習う約500語*のうち、大人の学び直し英語で復習しておきたい単語をピックアップしました。全部で35個です。残りの多くはanimal, baseball などごく基本的な単語なので、復習は不要ではと思います。
*2021年からの学習指導要領によるもの

ableできる,有能な
alsoもまた
angry怒った
arrive到着する
aunt叔母
autumn秋:イギリス英語。アメリカ英語ではfall
bank土手
bike自転車(オートバイのことではない)
both両方
citizen市民
clerk店員
collect集める(correct =正しい)
cow雌牛
daughter娘(発音注意)
diddoの過去形
does3人称単数
favorite一番好きな
funnyおかしい、おもしろい
gladうれしい
herself彼女自身 → 彼自身、はhimself
ill病気の
know知っている(発音注意)
mittミット(野球道具)
o’clock~時
poor貧乏な,かわいそうな,不十分な
son息子
stay滞在する、とどまる
supper夕食
their彼(女)らの
theirs彼(女)らのもの
them彼(女)らを(に)
themselves彼(女)ら自身
wellよく,じょうずに
whoseだれの(もの)
yard中庭

ここまでは余裕でしょうかね。they, their, theirs, themselves と似た意味とつづりの単語がありますね。

中2で習う英単語のうち、特に復習したい50語

続いて中学2年生で習う400語のうち、復習しておきたい単語をピックアップしたら50語になりました。やはり少しレベルアップしていますね。特に動詞の過去形(caught, taught, foundなど)が出てきたのが特徴的です。

abroad外国で
advertise宣伝する
against反対して
agree賛成する
alien異星人
became…になった(becomeの過去形)
boring退屈な
capital首都
caughtつかまえた(catchの過去形)
character登場人物
choose選ぶ
clothes服(cloth=布)
compare比べる
complain不満を言う
disagree意見が合わない
dislike嫌う
draw    描く,引く
dumpごみ捨て場
during~の間、~の中
elseほかに
enough十分な
eraser消しゴム
exchange交換する、両替する
excuse許す
fail失敗する
favor親切な行為
fell落ちた
fiction小説
foolish愚かな
found見つけた(findの過去形)
garbageごみ、生ごみ
grass草(glass = ガラス)
hate憎む
heard聞いた(hearの過去形)
host主催する(動詞)
industrial工業の、産業の
laugh笑う
lie
loud(声の)大きい
moving感動的な
nuclear核の
once以前は
own自分の
quiet静かな
sail(船を)走らせる
sang歌った
taught教えた(teachの過去形)
threw投げた(throwの過去形)
weigh重さがある

やはり中2になると忘れていたもの、初めて目にする単語もいくつかあったでしょうか。

中3で習う英単語

最後に、中学3年生の単語は、参考サイト:英語漬け.com > 中学3年メニュー をご覧ください。
government, development, employee など少し難しい名詞が出てきたり、動詞も apply, include など中2からさらにレベルアップしています。 

【効果絶大】覚えられていない単語は、こう復習する

中学までの英単語に、けっこう忘れているものがあるなという場合、アプリや単語集で一気に見直すのも良いのですが、中学校3年生までの英語の教科書を何度も音読して丸暗記するのがお勧めです。単語は本来、文脈の中で何度も何度も出合い、自然と覚えるものだからです。

大人になって英語を学び直すための教材としては、速読速聴・英単語 Basic2400 をお勧めします。

引用元:https://00m.in/sWlIU

ページの左側に短い文、右にその和訳。ピンクの太字が覚える対象の語句です。ページの下に単語の意味のほか、発音や品詞などが載っています。

Do you know where the subway station is? という文を見て・聞いて、理解できる人は多いのではないでしょうか?一方で、「地下鉄の駅はどこですか?」という日本語を、英語に瞬時に変換できる人はかなり減ってしまうのではと思います。まして、英語で道を聞かれてスムーズに答えられる人は本当に少ないはず。

これを解決するには覚えるほど何度も音読を繰り返すことが有効です。地味で面白くないかもしれませんが、まずは1日5分だけ、トライしてみませんか。それを毎日続けられたら、きっと新しい英語の境地に立てるはずです。単語だけではなく熟語や文法なども一緒に身につき、さらにはリスニングも楽になります。

中学までの基本単語・表現を正しい学習法でマスターし、新しい英語のステージに進んでくださいね!

まとめ

中学3年までに習う英単語は、以前は1,200語、21年度以降はその倍近くに増えました。この範囲は英語の基礎であり、しっかりと身につけておきたい内容です。

中学までの英単語を復習する場合は、単語を和訳する形の覚え方ではなく、その範囲の教科書などの音読がお勧めです。音読をコツコツ続けて英文を覚えるほど繰り返せば、文法の基礎も一緒に身につき、英語を英語として理解できるようになります。また、リスニングの基礎体力までつけることができます。

正しい勉強法を知り、実践して、英語力を一気に底上げして下さいね!
Thank you for reading, and see you next time!

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