インバウンドのお友達3人へ、英語で東京をご案内!①

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先日外国人のお友達3人に、東京観光のガイドをしてきました。スイス、フランス、アメリカ出身の彼らと英語だけで渋谷から原宿、銀座まで案内したのですが、わずか半日の間に面白いことがてんこ盛りだったのです。英語が話せるとどんな経験ができるか、もっとこうしておけば良かったということや失敗談を含めてシェアさせてください!

目次

いきなりの無茶ぶり ー 仏・米・スイスからのお客様たち

ある日「次の日曜日、空いてる?」と日本人のお友達から何気ないチャットが入りました。木曜日の夜だったと思います。気軽なお茶のお誘いかなーと思いきや、割と大きめのご依頼でした。「外国人3人に、東京を案内してほしい。行くところはおおよそ決まっているから」

私、英語と日本語で仕事をしていますが、英語「だけ」で長時間、って今はちょっとしんどいのです(なにせ留学とか海外赴任の経験がないんだもの)。あと、朝から夜まで丸々使うスケジュールだったので、引き受けるのをシブりました。でも、そこは持ち前のホスピタリティでフルアテンドすることを決意!

その日本人のお友達は、超長期間の海外赴任などの経験をお持ちです。でもその方が日曜日の東京を案内できなくなったのですね。最初は外国人の皆さんだけで観光してもらう予定だったものの、そりゃ現地の人がいたほうが色々良いに決まってます。ということで、「きょうこちゃん英語話せるでしょ、いい経験になるし」とツアーガイドのご依頼をいただいたのでした。

待ち合わせは渋谷駅ハチ公前。いきなりのプチトラブルに遭遇

待ち合わせは、渋谷のハチ公前に10:30。お互いの顔は事前にシェアされた写真で把握。電話番号も共有済み。なので人が多すぎる場所での待ち合わせでも問題ないでしょう、と有名すぎるわんこ🐕の銅像前で会うことにしたのでした。

結果的に会う場所は問題なかったのですが、まぁびっくりしたのは人の数と外国人比率ですね。ハチ公前には記念撮影待ちの長蛇の列ができています。そこで待ち合わせる人のうち、日本人は半分もいなかったと思います。インバウンド、どれだけ盛り上がってるんでしょほんと。なぜか私の方が、I felt like a tourist from overseas… (私の方が外国人観光客みたいやん。。)というくらいでした。

ということでウロウロしたものの、時間をかなり過ぎてもお目当ての皆さんは見つからず。。10:35になったので、事前に受け取っていた電話番号にかけてみました。どきどき。。すると、「お客様のお電話からは、この番号にはかけられません」のアナウンス。え?楽天でんわだからでしょうか。それともかけ方が悪かったのでしょうか。

これが1分を争う事態だったら真っ青になってました。が、まあ観光なのでいっか♪と気楽に待つことに。その3分後、ようやくお目当ての皆さんに会えたのでした。彼らは10分弱の遅刻は全然気にしてないわって感じでしたが笑。日本人の私がきっちりしすぎなのかもしれません。。

今思うとFacebookなど、電話以外の手段で事前につながっておいてから待ち合わせ場所に行くべきでした。ちなみに、外国の方ってほとんどLINEは使われません。代わりにWhat’s Up (ワッツアップ)というアプリなどがよく使われているようですよ。

フランス語なまりの英語に超苦戦・・・

ハチ公の写真撮影の列に並びながら、自己紹介やここまでの旅の経過など色々お話ししました。3人とも穏やかでとても良い人でホッとしつつ、でもお一人の英語がなんとも聞き取りにくいことに気づきました・・・フランス人の彼です!半分くらいは単語がわかるので、文脈でなんとか類推する感じ。

でも、言語って聞き取れる割合が7割以下だとかなりキツいです。8割でもしんどい・・・。よく、「一語一句カンペキに聞き取れなくていい」って言いますよね。それはほんとです。日本語でも私たちは、100あれば100の正確な音を追っているのではないですもんね。

とはいえ、英語の理解度が半分くらいっていうのはキッつい。正直、よーわからんと思いながらも類推しまくっていたので、数時間も経つと脳がヘトヘトに疲れきっておりました。。もちろん大事なところは聞き返すのですけどね。相手が楽しそうに話して笑ってるから、その流れを止められない時ってあるじゃないですか。それが目の前で割とずっと繰り広げられている感じです(汗)。

一方で、残りのお二人、アメリカ人とスイス人の英語はとーっても分かりやすかったです。特にスイス人の彼は母国語がドイツ語なので、発音がとってもはっきりしています。さらにさらに、英語ネイティブではない=易しい語彙を使うし、話すスピードもゆっくり、ということで彼とはほぼストレスなく1日を過ごせたのでした。

こんなものが面白いのね!「電光掲示板から音が出るなんて」

ハチ公前での撮影の後は、スクランブル交差点を渡ります。「ニューヨークのタイムズスクエアみたい!」と珍しがってくれていました。そういえば、少し高いところからいつもたくさんの外国人が交差点の写真を撮ってますよね。

で、不意打ちで困ったのが「なんでこの交差点ってそんなにスペシャルなの?」と聞かれたこと。

・・・し、知らん!!そりゃ中学生の私は滋賀の田舎から修学旅行で来て憧れの109に心ときめきましたが、今はなんとも思わないじゃないですか。むしろ混んでてあんま近寄りたくないところ、という感じ。なのでその質問にも「一斉に行き交う人の多さと、多くの派手な電光掲示板がいかにも渋谷、だからじゃないかなぁー」と答えておきました。ふぅ。一日これが続くと思うと・・・先は考えないことにします。

あと、意外だったのが「電光掲示板から音が出てる!」ってみんな言ってました。音が流れるのなんて当たり前すぎて、考えたことなかったです。それと同じで、広告のトラックと、そこから音が出るのも自分の国にはなーい!って言ってました。・・・確かに、トラックの側面に広告の装飾をしてるのは外国でも普通ですが(むしろ日本よりデザインがかっこいい)、でも音が出るのは出るのは見たこと無いな。うむ。

いちばんウケたのは、最新プリクラ機!!

色々書くことあり過ぎて、長くなるので記事を分けますね。スタバでコーヒーをゲットした後は宮下公園を通り抜け、映画で有名な公衆トイレ、誰もいないお寺で勝手に雨宿り、そして原宿エリアで横浜家系ラーメン、さらには竹下通りで大はしゃぎのプリクラなどなど、と続きます。

最初にですね、アメリカ人の方に「博物館とか、建物を見るよりもジャパニーズカルチャーを経験したいのよ」と言われていたのは十二分に満たせたかなと思っています。私たちだって、知らない国に行って一番心に残るのって現地の人とバーでお酒をごちそうしてもらったり、何かのトラブルで助けてもらったりという、人と関わるリアルな記憶なんですよね。

1日のご案内で脳みそは最高にエグゾースティッド(exhausted:へとへとの極み)でしたが、それと引き換えに、全然違うバックグラウンドの人たちへ、カンペキからはほど遠いけど英語でご案内をして喜んでもらえたことがうれしい!自分にとっては当たり前で関心を向けないことを再発見することも、めちゃめちゃ楽しいという心の喜びを得たのでした。

では、まだまだ書いていきますからねー、また次の記事でお会いしましょー!Thank you for reading, and see you next time!

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