英語は短い方がいい!外国人3人に渋谷や原宿を案内してまだ数時間。早くもヒットポイントが底を尽きつつ、心底そう思いました。ある程度相手が何言ってるかさえ理解できたら自分が話す言葉は短い方が簡単だし、伝わるし、それにノドも枯れない。屋外にいたりして周囲の騒音の中で英語を聞き取るのって、ほんと大変なんですよ。。TOEICのリスニング問題のエイゴなんて、日常生活ではほぼあり得ないですからね。。
さて、英語で東京をご案内!のひとつ目の記事 / ふたつ目の記事 に続いて、プリクラで大盛り上がりした後はしっとりと明治神宮をご案内します。あと1時間くらいで合流してくれるという日本人のお友達が早く現れることを期待しつつ、小雨の明治神宮の南参道をゆったり進むことと致しましょう。
神社とお寺の違い、スイス人の方に調べてもらいました・・・
明治神宮では大きな鳥居の前で一礼して、参道の真ん中を歩かないこととその理由を説明しました。気力が瀕死なのによく頑張るね私。原宿の喧騒とは一転、まさに静謐の中を進みます。一定数の参拝客がおられ、かつ外国人観光客もその3割から半数近いのではと思われましたが、辺りは厳かな気持ちでの参拝にふさわしい雰囲気です。
南山道を進んですぐ左手に「明治神宮御苑」という庭園があるのをご存知でしょうか。500円の入場料を支払って入る趣のある庭園で江戸時代には加藤家、井伊家のお屋敷の一部だったそう。これまで幾度となく明治神宮を訪れてきましたが、このエリアに入ったのは初めてのこと。おかげで見慣れた土地をディスカバーする経験となりました。菖蒲のお花が美しい時期に、再訪したいものです。
そしてまた南参道に戻り、本殿を目指します。ふたつ目の鳥居をくぐって、手水舎へ。本来はここでのお作法を説明するんでしょうが、二人ずつ離れて歩いてたこともあって、めんどくさくなってしまいスルーしました(笑)。神様、汚れた手と口でお参りしてしまいましたがお許しを・・・
ここで、「これはお寺?」と訊かれたのでshrineですよと答えました。で、shrine と temple の違いが全然説明できません。スイス人の彼がウィキペディアで調べてスマホを見せてくれました(優しい・・・)。
簡単にいうと、お寺と神社は異なる宗教の施設です。お寺は仏教、神社は神道の施設なんですね。見た目の違いとしては、仏像やお墓のあるところがお寺で、鳥居のあるのが神社です。
えっと。。次回、何かで役に立つかもしれないから自分のためにざっくり英訳しておきます^^;皆様も、自分の英語でなんと訳せるかトライしてみてくださいっ。
Basically, temples and shrines are from different religions. Temples are for Buddhism, and shrines are for Shinto. You can tell them apart because temples have Buddha statues and graves, and shrines have torii gates.
銀座の「クラブ」って、英語で何て言うんだろ?
さて、ここで日本人のお友達=今回のツアーガイドを依頼した人が合流し(ほっ)、少し疲れも溜まってきたので彼らのステイ先である新橋のホテルで一休みしてもらうことになりました。原宿から新橋までは、千代田線でわずか12分です。駅としては明治神宮前から日比谷ですね。めっちゃ近い!
ご夫婦の二人はホテルでお休みし、残りの一人は休まなくても平気とおっしゃるので歩いて銀座を案内することに。と言っても、お買い物をするタイプの人ではないので街の雰囲気を見てもらうことにしました。
歩いていると結構な雨が降ってきて、休みたいなーと思って信号待ちしているいと、目の前に私の大好きな秋吉が!まだ16時すぎだったけど、お店空いてる!神さまーありがとう!!ということであっさり入店しました。
興味を示してもらえたのは、スパークリングsake、そう、「澪(みお)」でございます。彼は「ワインはたくさん飲んできたけど、日本酒はとても美味しい。素晴らしいテイスト」と言ってくれていました。ヨーロッパの方に日本酒をほめてもらえるなんて、嬉しすぎますね。
秋吉ではお酒一杯とおつまみ程度にして、並木通りを通ってユニクロの旗艦店でお買い物をしたら、あっという間に2時間くらいが過ぎました。で、途中で困ったのが「銀座のクラブ」です。えっと・・・何ていうんだろう?ナイトクラブ?キャバレー?とっさに「bar with ladies」 って言ったら分かってくださったけど、hostess-bar がもっともピッタリのようです。
こうやって、英会話で自分が話せなかったことを後で何ていうんだろ?と調べておくのはすごく力になります大ね、正直面倒なんですが、一つでも良いのでチェックしてみてくださいね!
I’m interested in Unagi!! うなぎが食べてみたいんや!
フランス人の彼のリクエストで、夕ご飯はうなぎ屋さんへ。日曜の夜の新橋・銀座界隈では営業していないお店も多く、なんとか開いているところを見つけてもらいました。入ったのはこちら、銀座の老舗です。
日本人って、そんなしょっちゅうはうなぎは食べないよ?なんでうなぎなん?とフランス人に聞いたところ、とにかく興味を持って下調べをしてくれていたようです。スネークのような動きをするけど魚であるとか、すごい距離を移動するんだとか、海で生まれて川で育つんでしょとか、私そんなの知らないわということばかり話題になります。
日本酒とビールで乾杯してその後ずっと話が途切れることはなく、う巻き、骨のフライ、鰻重、天ぷら、白焼などを食したのでした。甘いお醤油のタレよりも白焼きの方が高評価でしたね。そもそもこの銀座の老舗が本当に良いうなぎを提供してくださったのですけどね。
もうこの頃の私は疲れ切って時々しか話せなくなっていましたが、文化的な成熟度の高い国から来てくれた彼らが、リアルな日本に興味を持ってくれるのは本当にうれしいことです^^あと、お会計が2万円台半ばと高額でしたが、ごちそうして頂いてありがとうございましたー!
気づき&まとめ:英語で案内ができてホントよかった!
いや、疲れましたけどね、ご案内してよかったーって思います
。3人の外国人の人柄がとても良く、穏やかで礼儀正しかった。それに、日本に対しての敬意も持ってくれていました。こういう外国のお客様であれば、いつでも歓迎です^^もし英語があまり話せなかったら、翻訳アプリを使うと良いと思います。色々種類はあるけれど、自動で人間が話した言葉の言語を判断してくれるアプリだと便利ですね。外の雑踏の中で要らない音も拾ってしまうかもなので、事前にテストしておくと良いですね。
私自身の英語としては、フランス人の彼の英語は5−7割、残りのお二人はまあ9割以上は聞き取れていました。でも話す方は、疲れてくるともう1、2語の反応になっちゃうのです。OK, Sure, I know, などなど
・・・単語だけで話すと子どものようで失礼に聞こえる、とどこかで読んだ記憶があり、ちゃんとIt’s xxxx, They are…. That sounds xxxx. など文で話そうという反省は残りました。あと、日本文化を知らなさすぎる!!プロのツアーガイドじゃないから良いのかもですが、普段から英語で情報を取り、英語の新聞を読んで、英語に自分を浸していこうと改めて思ったのでした。そして最後に一言。
英語が話せると、やっぱりお得!!みんなで「使える」英語を身につけて、人生を楽しくしていきたいですね!Thank you for reading, and see you next time!