ぐもーにんえぶりワン🐶!本日もSweet Englishへようこそ
英語を学ぶなら英会話スクール、と思われがちですが、まずは基礎固めという地味なところをガッチリやる。結局はそれが近道なのだということを前の記事で書かせてもらいました。🔳関連記事:大手グローバル企業で経験した、「社内英会話教室」とその末路
この記事では、基礎を固めるということについて具体的に書いていきますね。キーワードは、ズバリ!無意識です⭐︎
正直に申しますとですね、基礎を固めることの説明って、私にとっては少し難しいのです。と言うのは、もう自分にとっては当たり前になってしまっているからです💦 車の運転を毎日やっている人が、どうやったらエンジンがかけられるだろうって考えないのと同じです。「車を動かすには、ブレーキを踏んだままエンジンのボタンを押してサイドブレーキを・・・」ってイチイチ言語化する方が脳が疲れる。そんな感じなのです。
ですが、かつては私も日本語オンリーでこの人生を生きていました。英語がスピーディに口から出てくるまでに自分が実際にやったこと、使った教材などの経験や、過去の英語の生徒さんの事例を含めて、できるだけ多くの方に使っていただける「基礎力養成パック」を描いてきますね。
教材は、一つに絞る
先に結論からいきますね。基礎を固めるのに、使う参考書は最低一つです。
参考書の条件は、最低限、この二つです:
① 中学までの文法がカバーされていること
② 音声がダウンロードできること(CDも可)
めっちゃシンプルですね。本屋さんに行けば、候補がたくさん見つかりそうです。
そしてできれば、ですが英文は自然な方が良いです。自然な英語とは、実際にネイティブが使用する表現、ということです。日本で販売されている英語の教材には、まだまだ不自然というか、こんなんいつ使うん?という英語もちらほら含まれているなと感じます。
ですが、英文が自然な表現かどうかなんて、学ぶ前からわかりませんよね?ですので、ここは深く考えず人に勧められた参考書でも良いですし、すでに手元にあるものでも良いと思います。ただその教材と数ヶ月、深いお付き合いをいたしますので、教材自体を好きだなと感じられることは大事だと思います(これは他の英語発信者さんが話されているのを見たことがないかも^^)。

私はエレキギターを弾けるようになりたくて、部屋に置いておいてかわいい!弾きたい!と思えるデザインのこの手前のピンクの子を御茶ノ水で手に入れました。Paul Read Smith, お値段、12万円。初心者🔰としては思い切りました・・・その分、一生大事にします!!
・・・そもそも英語は嫌い、という生徒さんも以前おられたのですが、それでも英語を身につける必要があるならお金を出して人の力を借りるのが早いと思います。仕事で毎日会う同僚の方と一緒に学び会えたりしたら最高ですし、「みんチャレ」のようなサービスを使うのも良いと思います。
英語で困っている方を多く見てきたのですが、多くの方は学習そのものを続けておられなかったなぁ。そして、長年続けている方もマレにおられましたが、そういうがんばり屋さんほど色々なことに手を出しすぎているなぁと感じました。
とある英語コーチングサービスを受けている方に何をしているか見せてもらったところ、単語のインプット、瞬間英作文、シャドーイング、TOEICの問題演習・・・だったかな。とにかく4つも5つも1日にこなすメニューがあるとのことでした。その方はTOEIC800点を超えておられましたが、スムーズに英語を話すことが目的なら、やるべきことはもっとシンプルなんです。
左脳で理解して、右脳で体に染ませる
1冊の参考書に絞るのは、それしかできないくらい濃いトレーニングをするからです。と言っても、その濃い期間は最長3ヶ月くらいが良いと思います。じゃないとバテちゃいますもんね。
手順としてはとてもシンプル。まず理解する、そしてインプットする、繰り返す、繰り返す、繰り返す。。。別の形でアウトプットして弱点を見つけて、また自分の体への浸透具合をチェックする。理論脳の左脳で理解するところまでは皆さんされると思うのですが、そっからなのです、大事なのは!感覚脳の右脳に入れるべく、毎日ターゲットとするすべての英文に触れ、声に出し、時々書き出し、そして暗唱します。
という説明では雑すぎるので 笑、大学受験指導をされているミスターステップアップさんの動画をお借りしたいと思います。高3で偏差値45から、なんと京大の農学部に進学されたゆばしおりさんが詳しく英語を繰り返しインプットする方法を説明してくださっています。
【完全版】英語が得意になる!暗唱例文のやり方
この約20分あるビデオのうち、11分頃までが基本の覚え方です。ぜひここまではご覧いただきたいです。その中で、サラッとしか言われてなかったけれどとても大切なことを抜き出すと、復習のやり方です。
図にすると以下のようになります。学んだ範囲の英文に、毎日触れてください。・・・ええっ!そんなことしたら毎日大変になる・・・。そう思いますよね。でも、復習の部分がどんどん軽く、最終的には一瞬で処理できるようになっていくんです。これを繰り返すほど、左脳の「理解」から右脳の「感覚」に入っていきます。

今はこういうビデオで情報が入ってきていいなぁと思いますが、私の受験した25年前は本屋さんで見つけた和田秀樹先生の本で、これとほぼ同じ復習方法を行なっていました。
受験英語とリアルの英語は別、と思いガチですが、受験生は短期間であれだけ多くの教科でテストというアウトプットを求められます。その受験界に、英語にも役立つ情報があるに違いないと思うのです。
ビデオでゆば先生もおっしゃっていますが、この方法で英文の入出力をやり切ると、英語の理解力だけではなく頭が良くなるのです。私も3ヶ月ほどの1,600構文丸暗記を経て情報処理スピードが上がり、洞察力や構造的にものごとを捉える力のようなものが上がったように感じています(でも鬼しんどかったです)。
朝のうちに、サクッと15分から始める
使う参考書は一冊でいい 、しかもやり方も非常にシンプル。1回あたり15分から30分でヘトヘトになると思いますので、脳にググッと負荷をかけてそこでやめてくださいね。
こうやって勉強法、というかトレーニング法がわかっても、続けていくのが本当に難しい!私も日々イマージョンをやっていますが、もう朝一番に取り組んでしまうのが一番楽であることを発見しました。
朝のタイミングを逃すと、1日中「あぁ英語やらなきゃ」と思い続けることになるんです。しかも時間が過ぎるほど、夜は特に腰が重くなるんです、なんでなんでしょうね。なので朝のうちに、そして時間を区切って15分だけとか、長くても30分まで、と短い時間にキュッと集中するのがおすすめです。
ハビットスタッキング=習慣の積み重ね、という技もありまして、すでに自分にある習慣に新しいものをくっつけると、抵抗少なく良い習慣を作っていけます。
この英文のトレーニングはながら勉強ではなく、机に向かうとか電車の中でスマホをカバンにしまって集中する必要があります。ご自分の生活で、その時間が取れそうなところをぜひ見つけてみてくださいね。
また、習慣作りのためには、まずは3日続けてみてください。その次は7日間を目標に。そして21日間の継続を目指せると良いですね。ここまで来れば習慣として定着するからです
こうして限られた英文を「感覚」にする、つまり「無意識」に入れられたら、そのあとはイマージョンで英語の海に泳ぎ出てみてください。語彙数が限られているのなら、学習者用の易しいYouTube動画でも良いと思います(English listening beginner などと検索すると色々出てきますよ。)
これまで英語に触れて来たのとは違う感覚で、聞こえてくる英文が処理できるようになっているはずです!
基礎を固める=英語が無意識に入るとどうなるのか?
英語が無意識に入ると、それこそ日本語と同じ感覚がします。聞いてもわかるし、言いたいことを言うのに抵抗がなくなります。英語を話し始めてから言い終えるまでのスピードも早くなります。
この後の勉強法はもう、イマージョン一択ですね。敬愛するYYYOKOOO(ヨーコ)姉様のビデオをご覧ください。
留学なしで自然な英語が身に付く方法はこれ一択【イマージョン】
ちなみに、リアルな英語に触れる量が少ないうちから無理に翻訳して話そうとすると、まだ語彙が限られていたりリアルでは言わない変な英語を作ってしまう可能性大ですが、それでも何も言えないよりよっぽどいいと思います。今はAIが自分の発話したことを修正してくれる英会話アプリもありますし、もちろんオンライン英会話でもいいですし、そうしたものもお好きなら活用してみてくださいね。あ、好きなら、やりたいなら、でOKです。
と、いうことで私もドイツ語を薄い一冊の参考書でやり直すことにしました!ドイツ語は5年くらいやって、ドイツ語検定3級もだいぶ前にギリギリ受かっていますが、ほんっとうに何も話せないのです。学習法ですが週に一度、大学の生涯学習講座で90分、ドイツ人の先生から英語を習っていました。
でも、基本の例文暗記をやっておらず、ほんっとうに話せません・・・。私が無意識で話せることは、これくらいです「初めまして、Kyokoと言います。」おはようとこんにちはとこんばんは。1から100までの数字、あとは聞けばいくつかの単語がわかる・・・。え?5年くらいやって、英語で言うと中一の1学期
はい、せっかくの英語で見つけた能力開発&人生を変える方法を、ドイツ語や他の勉強にも活かさなくてはですね
When you make English a part of your DNA, you’re not just learning a skill—you’re opening doors to endless possibilities!