ハローえぶりわん!本日もSweet Englishへようこそ★「日本人のためのイマージョンラーニング標準化プロジェクト」、早くも5日目に入りました。
「ユートのチャンネル」のイマージョン神動画をベースに、私なりのスタイルを見つけつつあります。そして、早くも長年のもやもやが晴れる兆しが出てきています。
気づけば、英語でモヤり続けて20年以上。こんな変化は生まれて初めてなわけです。正直、イマージョンにめちゃめちゃ期待しています!そして、1分でも多くアクティブリスニングをやろうっていう気持ちになってきています!!
本日は、私の知るイマージョンの成果をお伝えしたいと思います。外国人の友人の恐ろしい日本語能力と、知り合いじゃないけど一人のオタクYouTuberさん。みんな、「これは瞬間英作文ではたどり着けない」と直観せざるを得ない、圧倒的なレベルに至っておられます。
✅イマージョンラーニング:習得したい言語に「イマージョン=浸ること」な状態を作る、つまり大量に聴く・読むインプットを行うことで、効果的に言語を習得する学習法のこと。日本に在住する人がこれに取り組むと、実は「多聴多読」という学習方法になることが大半なのですが、呼びやすいのでイマージョンとしています
ヲタク、それはイマージョンの極みを行く人たち
イマージョンラーニングは最新の言語習得理論ではなく、数十年前から存在するものです。最初はカナダのケベック州で始められたそうですが、そんなことを知らなくても自然とイマージョンをやっている人はたくさんいます。
韓国が好きで好きで好きで、ずーーっとドラマ見てたら何言ってるか分かるようになってきた。そんな人が周りにおられませんか?日本のアニメにハマって、フェスに行くレベルのどハマりとともに日本語能力も獲得。という外国人に出逢うこともあると思います。
文法を学んだかや、語彙の暗記カードを作っていたかどうかは人それぞれでしょうが、共通して言えるのは「おびただしい量の言語に触れている」ということ。朝から晩まで、スキあらばそれをやる。まさに「漬け」、イマージョンです。
イマージョンの可能性を示してくれている、命知らずのジョシュ
その中で、どうしても紹介したいのがこの人!!命知らずのジョシュ。ハッキリ言ってヤバいです。
アメリカ人の男の子でanimeオタクなのですが、ドラゴンボールのTシャツを着たり、鳥山明先生の訃報に触れて弔意を示す動画をタイムリーに上げたり、日本文化と日本語への敬意を感じます。日本語にのめり込んだきっかけは、ドラクエ10に英語版がなかったことだそう。
ジョシュの普通じゃない日本語能力
ジョシュは日本人もびっくりの語彙を使うことがよくあります。動画を再生してもらう方が早いのですが、先ほどのショート動画のセリフを文字起こししてみました(癖のある漢字はたいてい、動画から拾ったものです)
生粋の亜米利加人が日本語がデー好きなところ三選。往くぞ!
「ノオト」
こんな風に、伸ばし棒を使わずに外来語を発音のままに書くことが好きだぜ!
愚問とか、愚策とか、自分の作り出すものを謙って(へりくだって)云う言の葉。
謙遜できる者こそ真理。
質問の強い不安の気持ちを表す「〜やしないか」。
誰か、俺の顔を見て笑ってやしないか?
うぅっ、名古屋城を見守ってくれているしゃちほこになりかけてるほど
かっぴょいい!!
生粋、言の葉、謙る・・・!!ジョジョの奇妙な冒険や北斗の拳からも大きな影響を受けているらしく、かなり語彙が個性的ですが、日本語の文法テキストでコツコツ瞬間英作文してたら絶対に出てこない表現が満載ですよね。
日本語の海に浸かって何年目なのかはハッキリ知らないのですが、別のショート動画によるとおそらく5年くらいだと思います。岡田斗司夫さんにもYouTubeで面白い奴がいるとジョシュが紹介されていましたし、彼の影響が広がってくれるといいなーと思うのでした。
「重婚」という単語を使うカナダ人の友達
ここからは私の友達のお話です。かつての会社の同僚なのですが、生まれてから大学までカナダで過ごしたのに日本語で仕事をしている男の子がいました。私が彼と話すときは完全に日本語で、英語が出てくるのは単語でちょこっと、全体の1%もありませんでした。
日本に住んで10年以上、日本人とご結婚されたので日本語に不自由しないのもわかるのですが、語彙が普通じゃないんですよ。重婚、卑猥、上級国民など、どこで覚えてきたん?!な単語を使うんです。
言語の習得、それは必死にやりたいだけの理由があるかどうか
日本語の習得方法を聞いたところ、「当時の彼女とケンカした時に思ったこと言いたかったから、とにかく必死で勉強した」と言っていました。だから、言語の習得ってどうやってやるかじゃなくて、どれだけ身につけることに必死かだよ、と。
ここまではかっこいいのですが、ハッキリ言って彼は卑猥語への習得欲がハンパない 笑。社内の可愛い女の子、女性には必ず声をかけていましたし、そこも強い強い動機になっていたと思います。
AKBのヘビーローテーション♪ が完ペキに歌えるインド人の友達
もう一人、外国人の友達がいました。彼はインド出身で、これまた元同僚です。まだ20代半ばだったと思いますが、ほんっとうに綺麗な日本語を話すんですよね。加えて、相当流暢な英語も話します。インドの私立学校は小学校から教育を英語で行っているので、最初は分からなかったけれど徐々に英語で考えたり話すことができるようになったそうです。
その彼とご飯に行ったとき、何曲もAKBを歌うんですよ・・・カラオケではなく新橋の普通の居酒屋さんで、です 笑。ヘビーローテーションなんて最初から最後まで歌詞を完ペキに暗記していて、しかもすごい楽しそう!日本語の習得方法を詳しく聴いたわけではないけれど、とにかく日本に来たかったんだそうです。
その後転職して、現在は世界的な大企業でシステムエンジニアをしているので、すごく稼いでそうですね。
「英語で何かがしたい」があると、めちゃくちゃ強い!
命知らずのジョシュ → ドラクエ10を日本語でやりたかった
カナダ人の友達 → 日本語で彼女とケンカしたかった、かわいい女の子と話したかった
インド人の友達 → とにかく日本に来たかった。AKBが大大大好き
こんな風に彼らはやりたいことが先にあって、それをやるために日本語が必要だったんですね。日本語そのものを勉強したい、というのが先にあったわけではなかったようです。そして、毎日毎日すごい量の日本語に触れて数年で、日本人もびっくりの日本語を習得されました。
・・・私はそこまでハマれるものがあるかな。今は、動画を見て「すごっ。英語がわかるー!!」という感覚を得るのが楽しくなってきたところです。あと、私も英語の卑猥語探そうかな 笑。
さ、今日も楽しくアクティブリスニングしようー!!
それではみなさま、本日もお読みいただきありがとうございました!また明日! I’ll see you at the next post!