イマージョンラーニング、というものについてこれまでたくさんの情報をご紹介してきました。
実際、YouTubeの英語学習法としてはイマージョンが旬のキーワードにもなっているようです。
ただ、YouTubeにある情報が必ずしも正しいわけではない、ということにも気をつけないといけません。
例えば少し前にはYouTubeで「シャドーイング」という学習法が流行っていました。
シャドー、つまり影のように聞こえてきた英文の少し後について音声を口から発することですね。
元外資系CAのCRAZY COCO姉さん(※大好き)もお勧めされてましたもんね。
【英語学習】元外資系CAが実践した英語学習🔥これで私はTOEICリスニング満点取ったで!
英語コーチング事業のPROGRITさんからのスポンサード動画のようです。
で、たとえばシャドーイングが流行る
↓
多くの発信者がシャドーイング系の動画を作る
↓
少しすると、シャドーイングは良くないという
動画が出てくる
↓
見ている側は、ただ戸惑う。そして英語学習法難民へ。
・・・もう、この流れやめません??
YouTubeに限らず、ネットにある情報は玉石混交。
全部が全部正しいとは限らないなんて、誰しも知っていることです。
とは言え動画は面白く作られているし、ブログを読むよりわかりやすい。
実際に成果が出ている人もいたり、影響力ある発信者の言葉は信じたい。
そんなわけで、一回試してみようかなとなるんですよね。
んもういっそ、YouTubeのアルゴリズムが変わればいいのにって思います。
動画の更新頻度で再生回数が伸びるのではなくて、本当にみんなの役に立つ動画。
それが評価されたらいいのにって心から思うのですよ私は。
イマージョンラーニングに警鐘を鳴らす動画
そんなわけでイマージョンラーニングについても、効果ないよ系の動画があるようです。
たとえばこちら。
ユータス -過去に英語で挫折したあなたへ- という、ユータスさんのチャンネルの動画です。
【時間を返せ】流行りのイマージョンラーニングで、3年無駄にした私の英語学習https://www.youtube.com/watch?v=gMiH2wjw91Y&t=599s
動画視聴者さんのコメントにも、こんな投稿がありました:
日本語と英語は語順が全く異なるので、イマージョンは時間がかかる。何百時間もかけて時間かけて喋れるようになったいうYouTuberをみるが、良い加減な英語の上、ブロークンすぎて、ビジネスには使えない。見てられない。それだけかければ、普通に文法と単語、英会話で相当話せるようになる。イマージョンは私もやりましたが、後悔するくらい無駄な言語習得法やめたほうがいい。マジで。
ヒョえー恐ろしや・・・
イマージョンは時間がかかるだけに、それが無駄になった時のショックは大きい!
学習法の軌道修正をするなら、早い方が良いですよね。
そういう私もイマージョンでだいぶん記事を書いてきたので、反省です💦
じゃあ、効果のある方法をどうやって見つけよう?
そうしてまた、英語学習法迷子の森へようこそとなるのはヤですよね。
私だって疲れ果てました・・・。
そこで、一つ希望の光となっているのが、こちらです:
第二言語習得論
動画を探してみるといくつかありますね。
第二言語習得論は特に新しいものではありません。
人が外国語を習得する過程を、科学的に研究する学問分野 です。
そう、学問なのですよ。
この第二言語習得論を広めておられるお一人が、Kentoさん。
大学の先生を辞めてまで、この理論で英語を教える活動をされています。
【2025年こそ】英語を話せるようになるための完全ガイド【科学に基づく】
このKentoさんと、先日オンラインでお話ししてきました!
その内容はまた改めて記事にしますね。
まとめ
YouTubeで流行っている学習法が、いつも正解だとは限りません。
もちろん中には有効なものもありますが、基本的にはYouTubeは見てもらってナンボですもんね。
動画が見つけてもらえるようなキーワードで、魅力的なサムネで再生してもらえるように設計されています。
鵜呑みではなくエンタメ、参考情報としてYouTube動画を見るくらいが良いのかもしれません。
では何を軸にして英語学習を進めていくか?
第二言語習得論という英語学習の科学=再現性があるもの、を今後探っていきたいと思います。
それと、今回からブログのスタイルをちょっとライトにしてみました。
まとまった情報を出さなくては!と思うと重くなるので
更新頻度は高めに、自分が気が楽な範囲で書いていきたいと思います。
ではでは、I hope to see you again soon!
