はじめての瞬間英作文 教材はこの一択!

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中学の文法がおおよそ理解できている人が、「知っている」を「すぐに話せる」に変える英語のトレーニング、それが瞬間英作文です。

英語って、「聞いたらわかる」のにそれを「自分から言う」のがなかなか難しいですよね。この二つの差を埋めるのが、瞬間英作文のトレーニング*です。

*瞬間英作文は、勉強というよりはすでに理解していることを体になじませる、というほうが近いです。なので、「トレーニング」と書かせてもらいますね。

瞬間英作文にはいくつかのコツがあることは、これまでの記事でもお伝えしてきました。でも、具体的にどの本やアプリを使っていけばよいのか、どのくらいのお金や時間がかかるのか、どんな成果が出るのかを知ってから始めたいですよね。

そこでこの記事では、はじめて瞬間英作文のトレーニングにチャレンジする人が、教材選びややり方で迷わないためのポイントをまとめていきます。瞬間英作文に一度ザセツしたという方にも有益な情報になると思いますので、ぜひぜひご覧ください

目次

はじめての瞬間英作文には、「Jump-Start」がお勧め

結論から行きますね。はじめて瞬間英作文に取り組むのであれば、「Jump-Start」という本がお勧めです。

iPhone の7/8/SEより一回り大きい文庫本サイズ。定価 1,260円+税、とお手ごろ価格。

私自身が瞬間英作文で英語力を伸ばしたときは、ほかの教材を使いました。Jump-Startの発売日は2017年9月で、比較的新しい教材なのですね。

私はとあるYouTube動画でこの教材のすばらしさを知り、近くの本屋さんで入手しました。存在自体は知っていたけれど、店頭で手にしたときはそこまで惹かれなかったのです。・・・確かに、見た目はちと地味です。

ちなみに私が購入した時は発売からすでに7年近く経っていましたが、街の小さな本屋さんにもちゃんと置いてありました。それだけよく売れているということですね。

実際に、本の帯にベストセラーのエビデンスが書いてあります。すすす、すごい。。大型書店で長期間連続一位とは!!これを帯にされていることに、出版社や著者さんの教材への誇りを感じます。

Jump-Startの優秀なところ

ここで、瞬間英作文の教材として私自身がやり込んだ「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」と比較して、Jump-Startのすごい!と思うところをまとめておきます。

「Jump-Start」 と「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の比較

ひとことで、Jump-Startは猫ちゃんの本のデメリットを見事にカバーしてくださっているなという感じです。今回は6つの項目を0~3点で評価させてもらいましたが Jump-Startは満点評価です。今この教材に出合えた人たち、本当にうらやましい。

猫ちゃん本のデメリットとして、表現が自然ではないことは以前から指摘されていました。Amazonで低い評価のコメントを見ると、海外在住を経験された方などから表現の実用性の低さに数多くの方が言及されています。そして、私も同じ意見です。発売が2006年なのに長期間よく売れていて、青い本だけでも評価が1,800件近く付いているのも他を圧倒してすごいことですが。。

それから、多くの人が気にされるアプリはどちらも設けられています。Jump-Startのほうは「abceed」というアプリ、「どんどん~」のほうは専用のアプリが設けられています。Jump-Startのabceedは無料ですが、有料で800円のものもあり。「どんどん~」のアプリは買いきりで1,200円と、お安くはありません。

教材選びで、見落としがちなのに実は大事なこと

教材を選ぶときに意外と見落としがちなポイントが、冊子の携帯性の良さです。よく書店で、小型の辞書ですか?というごっつい英語本を見かけます。著者さんの想いは込められていますが、重いと手に取る頻度が減ってしまうはず。少なくとも私はそうです・・・。

社会人はとにかく机に向かって勉強する時間も頻度も少ないため、通勤時間を活用したり、ながら勉強を増やすかが成功のカギですよね。瞬間英作文も、後になってから耳だけでトレーニングができますが最初は「理解」の段階がどうしても必要です。つまり、冊子を手にする必要があるのです。

通勤時間にちょこっと見ようという日の女子のバッグに、そのゴツい本を入れるだけの気合いが私にはなかなかありませんでした。仮に一緒に出掛けられたとしても、カバンが重いと気持ちまで重くなるという心理が働くそうです。そして、頻度高く見ない、遠のく、お蔵入り。。といういつもの悲しいルートをたどるのでした。

猫ちゃんの本はそこまでゴツいものではないのですが、Jump-Startの文庫本サイズに比べると2倍はありそうですからね。この携帯性という点でも、Jump-Startの勝利です。

いろんなタイプの音声がある

一般的な英語教材についている音声って、1種類か2種類だと思います。オリジナルの文と、その少し早いバージョンとか、和訳を付けてあるものとないものの2種類などなど。ですがこのJump-Startは、なんっと6種類もの音声が用意されているのです!!

  1. 聞き流し
  2. シャドーイング
  3. 瞬時英訳
  4. 和訳+英語例文
  5. 英語例文
  6. 音の変化

本当に、著者の高山先生の熱量を物語っていますよね。こんなにたくさんあると、使い方がよくわからないですがそこは書籍の中にきちんと説明があります(本書 P9-)。

1.聞き流しの音声を繰り返し聞く
2.慣れてきたら、1をまねて口に出す
3.英訳テストで、完全に覚えたか確認する
(4.必要なら文法や表現の説明を読む)・・・詳細は、下記リンクの本の前書きをご覧ください。

6種類の音声だけでもすごいですが、この他にも、ネイティブの解説授業のYouTube動画があること、1冊で日常会話の基本例文 + 中学3年分以上の文法 + 早口の英語を聞き取るコツが身につくことなど、わずか1,400円足らずで信じられないコンテンツの豊富さです。

購入前に、コンテンツがチェックできる

解説のYouTube動画があるだけでもすごいことですが、さらに「ALL IN ONE 英語独学支援サイト」で購入前に音声が確認できます。至れり尽くせりとは、まさにこのことです。

■【有益!】本の前書きとして、英語上達5か条や学習の進め方がまとめられています:
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://aio-english.net/Jump-Start/Preface2018.5.10.pdf 

■Jump-Startの音声の確認はこちら:https://www.aio-english.net/Jump-Start/download.html

まとめ

コンパクトさ、ナチュラルな表現、価格、音声やアプリのサービス・・・Jump-Startに出合えたみなさん、本当にうらやましいです。私が桐原書店の受験本で鬼のように瞬間英作文をしていた頃は、今のようにブログもYouTubeもなく、音声は当然CDやMDの時代。SONYのCDプレイヤーも持ってたなぁ。。音飛びしちゃうので、そーっとプレイヤーを平行に持ってました。

音源や動画コンテンツが現在ではずいぶんと豊かになり、著者の高山先生がおっしゃる通り、「最初から『ネイティブ式の発音』に慣れる」ことがやりやすくなりましたね。

この教材の改善して欲しい点を強いて挙げると、もっとコンテンツに笑いがあったらなということくらいでしょうか。。これはJump-Startに限ったことではないですけどね。というか私、いつもこれ言ってますね。ということでJump-Startのクオリティで、関西弁バージョンでめっちゃおもしろい教材を作るのが私の夢です!

あとは、やはりどれだけすばらしい教材でも手に取ってもらえないと始まりませんし、せっかく購入してもそれを自己管理しながらコツコツ進められる人ってさらに減ってしまうと思うのです。次回の記事では、超・超具体的にJump-Startを使っていつどうやって何をしていくかを書いていきたいと思います。

今回も、お読みいただきありがとうございました!Thank you for reading, and see you next time!

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